バラの増やし方として挿し木があります。
私はお気に入りのバラは保険として挿し木をします。
ある日突然、テッポウムシに入られたり、ガンシュになったりします。
そのための保険として挿し木をして残しておきます。
秋でも挿し木はつきますが、
ついた後の管理と成長の早さとかを考えると
挿し木はやはり6月ごろが最適だと思います。
去年の6月今までやったことのない密封法で
バラの挿し木をやってみました。
とても成功率がよかったのでご紹介したいと思います。
用意するもの 発砲スチロールの箱(底に穴を空けて置く) メネデール ハサミかカッター 挿し木用の土(赤玉土の小粒または鹿沼土の小粒) 枝より太い棒
- 花が咲き終わった5枚葉がついている枝を2節つけてカットする。
- 挿し穂の切り口はハサミで斜めにカットする。
- 葉は半分ぐらいに切り落とす。
- 挿し穂は1時間位メネデールに浸けて置く。
- 土を入れた箱の土に穴を空け、挿し穂を挿しまわりを抑えておく。
- たっぷり水をあげる。
- 挿し木をした箱は日陰の地面に置き、ビニールをかけ箱の周りを土で押さえて密封する。
- 一ヶ月そのまま放置する。
- ひと月後ビニールを外す。
2013.6.23 密封法で挿し木する。
日陰に発砲スチロールの挿し木箱を置き、
水をたぷりやりビニールをかぶせ箱の周りを土で押さえて。
一ヶ月このままおいて置く。
2013.7.24 ひと月後かぶせてあったビニールを外す。
驚いたことに、
挿し木をして1ヶ月でもう新芽が出ているもの、花芽がついているものもある。
根が出ているものは赤玉土で4号鉢へ鉢上げした。
花芽は取って根が出ているものは、4号鉢へ鉢上げする。
20137.24~.9.6
根が出ているのを確かめて赤玉土で4号鉢へ鉢上げする。
2013.9.26 挿し木の様子を見て4号鉢と6号鉢に赤玉土から培養土へ植え替えする。この時液肥もやる。
画像はありません。
冬は防風室へ入れ冬越しを(寒冷地なので)
2014.3.26 4号鉢から6号鉢へ植え替する(7鉢)
6号鉢から8号鉢へ植え替えする(12鉢)
2014.6.23 密封法で挿し木をしてから丁度1年経ちました。花芽をつけた鉢もいくつかありましたが全部摘み取りました。
このうちのいくつかを様子をみて今年の11月ごろ地植えする予定です。