剪定することで、花数を減らし大輪花を咲かせます。
枯れた枝、たくさん花を咲かせそうな枝の邪魔をしている枝は株元から取り除き古い枝を切ることでシュートの発生を促し株を更新させます。
古い枝や弱い小枝を切ることで、よく日が当たり株が充実し、風通しもよくなり病気や害虫の発生が少なくなります。
地域もよりますが9月上旬が適期です。
バラが咲くまで40日程度かかりますが、適期より遅くなると気温の低下や短い日照時間などにより、ブラインドが起き花を咲かせない枝がでてきます。
- 二番花の花枝を切る。
- 伸びている枝のほぼすべてを切る。秋バラは春のバラに比べると花はやや小ぶりですが花色は鮮やかで美しいです。
冬剪定
2月が剪定の適期です。(信州の私の地域では3月ですが)
冬剪定は春によい花を咲かせるための最も大切な剪定です。
芽が動きだす前に思いきって短めに切ることがポイントです。
- 前年の開花枝を2~3節残して切る。
- 株の外側を向いたよい芽の上で切る。よい芽がなくてもとりあえず剪定する。
- 原則として細い枝と柔らかい枝は深く、太い枝と堅い枝は浅く剪定する。
- 剪定の目安 ハイブリッド・ティー(HT)樹高の2分の1 フロリバンダ(F)上から3分の1 シュラブ・ローズ(S)樹高の2分の1
ナエマ(F)の剪定
樹高2メートルのナエマ(F)